アメリカカトリック教会の神父がエノラゲイに乗機していたのは、機長や乗組員が原爆投下を恐れずに実行できるようにという配慮だったそうだ。 言ってみれば、アメリカで死刑執行の場に神父や牧師が立ち会うのと同様の論理だったのだろう。また、私の著書、『洗脳護身術』や『洗脳』などでも書いたが、2003年3月下旬に始まったイラク戦争が米国で24時間CNNやFOXなどで流れ続けていた時に、戦車隊に常に牧師が一緒について行動して、何時間おきかの休憩ごとに、戦車の横に集まってお祈りをしていたシーンが何度も流れていたことを思い出した。
アメリカのような民主国家で育った軍人は、恐らく、宗教の後ろだてがなければ、良心で、大量殺戮はできないということだ。それを、当時のカトリック教会は手伝ってしまったということを、広島・長崎の人たちに謝りたいというのが、今回のデスコト国連総会議長の本心だということが、今回のニカラグア文化センターでの議長の真摯な態度から強く感じた。
http://www.tomabechi.jp/archives/50868404.html
>>>博士も知らないニッポンのウラ（水道橋博士＆宮崎哲弥）
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090803#p6
>>>Trigger and Anchor（引き金と錨）
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081220#p5
