Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

正:The Photograph as Contemporary Art / 誤:Photograpahy as Contemporary Art

◇ Mika Kobayashi: 原題はPhotograpahy as Contemp ... - Twitter

原題はPhotograpahy as Contemporary ArtではなくThe Photograph as Contemporary Art。この文脈でPhotography とThe Photographの違いは大きい。http://tinyurl.com/2chcgrz

http://twitter.com/marebitoedition/status/14612978727


◇ Mika Kobayashi: @kachidehi photographyだと、写 ... - Twitter

@kachidehi photographyだと、写真術一般を指しますが、the photographというのは特定の写真、できている「もの」を指します。この場合だと、現代美術分役で制作、受容されている写真のことを指し、邦題のように「現代写真論」と包括すると誤解が生じるかも、と。

http://twitter.com/marebitoedition/status/14614296730
以上、小林美香さん(http://www.mikakobayashi.com/)のツイッターより。


>>>Charlotte Cotton "The Photograph As Contemporary Art" (Thames & Hudson)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20100107#p2

      • -


◇ 『現代写真論』リーディング・クラブ開講のお知らせ - G/P gallery

『現代写真論』リーディング・クラブ申し込み受付け中!
2010年6月7日受講スタート

毎週 月曜日19:00-21:00
講師:後藤繁雄 ゲスト作家:緒方範人、小山泰介、細倉真弓
主催:G/P gallery
受講費:15,000円(ドリンク付き・全10回)
定員:15名程度
このたび、G/P galleryでは2004年に発売されたシャーロット・コットン著『Photography As Contemporary Art』を現代写真における1つのアンカーポイントととらえ、本著日本語版『現代写真論コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ』(大橋悦子・大木美 智子訳/晶文社刊)の読み合わせ会を全10回コースで開講します。一章ごとに、論点や作家のストラテジーを丁寧に読み進めることで、現代アートの観点から 始まる、新しい写真のフェーズへとみちびきます。
本コース受講の方には、本著定価2,600円(税抜き)を特別価格2,400円でご 購入頂けます。

http://gptokyo.jp/blog/article/『現代写真論』リーディング・クラブ開講のお知らせ
単なるタイプミスか、書名の記憶違いかと思いますが。。。


◇ 現代写真論: シャーロット・コットン, 大橋悦子, 大木美智子 - Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4794967500/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
書影はこちらを。
邦訳版も「The Photograph as Contemporary Art」となっています。

      • -


それはさておき、シャーロット・コットン『現代写真論 コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ』(訳:大橋悦子・大木美智子 晶文社)の
プレスリリースらしきテキストを読むと、

内容紹介
写真は単なる記録媒体を超え、あらゆる価値を貯えこんだアートとして、表現の幅を広げている。
イメージを精緻に構成したタブロー写真。建築や風景を超然と高度な画質で写し取るデッドパン写真。凡庸な事物を視覚に訴える被写体に変容させる表現があれば、日常のスナップのような写真から深い感情が際立ってくる私写真もある。世界の証言としての写真、ポストモダニズム的写真、その先の新世代の表現まで……。
世界の現代アーティストによる作品243点を収め、歴史的にも美術的にも正しい解釈をあたえる無類の写真評論。


内容(「BOOK」データベースより)
写真は単なる記録媒体を超え、あらゆる価値を貯えこんだアートとして、表現の幅を広げている。イメージを精緻に構成したタブロー写真。建築や風景を超然と高度な画質で写し取るデッドパン写真。凡庸な事物を視覚に訴える被写体に変容させる表現があれば、日常のスナップのような写真から深い感情が際立ってくる私写真もある。世界の証言としての写真、ポストモダニズム的写真、その先の新世代の表現まで…。世界の現代アーティストによる作品243点を収め、歴史的にも美術的にも正しい解釈をあたえる無類の写真評論。

http://www.amazon.co.jp/dp/4794967500


と、なっていますが、
「歴史的にも美術的にも正しい解釈」
というふうな物言いには注意する必要があるでしょう。