Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

書物の現在と未来[1/7]──何故われわれはいま書物について語るべきなのか? - 建築系ラジオ

出演者:幅允孝+阪根正行+中沢雅子+建築系ラジオコアメンバー五十嵐太郎+南泰裕+松田達

2010年9月3日、南洋堂書店のN+ギャラリーにて、建築系ラジオ全体討議「書物の現在と未来──選書家、書店員とともに建築本を考える」が行われました。ゲストとして、幅允孝さん(BACH)、阪根正行さん(ジュンク堂書店新宿店人文書担当)、中沢雅子さん(南洋堂書店)をお招きし、討議をしました。最初のパートでは、ゲストの自己紹介とそれぞれの立場が説明されます。幅さんと中沢さんの過去の知られざる関係や、人文書担当をつとめる阪根さんが建築学科出身であったこと、そしてコアメンバーとの関係などが紹介され、この討議のバックグラウンドが明らかにされていきます。幅さんと若手建築家との交流や、阪根さんが学生時代に参加した「建築等学会」のことなど、興味深い多くの話題が飛び出すトークが、早速展開されます。(天内大樹+大木翔太)

http://architectural-radio.net/archives/100907-3771.html


◇ 書物の現在と未来[2/7]──阪根正行「大型書店の店員として、電子書籍の出現をどう見るか?」 - 建築系ラジオ

建築系ラジオ全体討議「書物の現在と未来──選書家、書店員とともに建築本を考える」の第2部です。大型書店で、そのハブ的性質に着目して働きながら、個人としても活動を行うカリスマ店員である阪根正行さんが、まず電子書籍の出現について問題提起を行い、『ユリイカ』2010年8月号における堀江貴文さんへのインタビュー、以前と今年の電子書籍の特徴、セレクトショップ型書店の状況などを議題に挙げます。一方、中沢雅子さんや幅允孝さんからは、青山ブックセンター六本木店などの客層から感じられたことや、六本木Think Zone、パルコブックセンター、千駄木往来堂松岡正剛さんによる松丸本舗など、いくつかの注目すべき書店の状況などが紹介され、電子書籍が書店空間にどう影響してくるのか、近年の状況を踏まえつつ、多面的な議論が展開されていきます。(天内大樹+大木翔太)

http://architectural-radio.net/archives/100908-3772.html