Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

A conversation on Photography from a bookshop - another field

倉石信乃 x 清水穣 2010年12月11日、NADiff A/P/A/R/T

2010年12月11日、倉石信乃と清水穣のふたりによる『スナップショットについて』と題された対談がナディッフ(恵比寿、東京)にて行われた。当日、会場へ遅れて到着したために前半部を聞き逃し、今回の投稿は途中から取り始めたメモをもとにした文章となっています。90年代には清水が「写真の不可視性」('95)、倉石が「写真使用法」('98)で重森弘淹写真評論賞を受賞し、近年もそれぞれ『日々是写真』(清水, 2009)、『スナップショット―写真の輝き』(倉石, 2010)を出版しており、現在の日本の写真批評における代表的なふたりと言えるだろう。最初に言ってしまえば、今回の対談はそれ自体が実りの多いものというよりも、それぞれの著書およびその他のメディアへ執筆したもの、もしくはそれらで使用している言葉に対する補足と考えることが出来るのではないかと思うので、聞きながら思い出したふたりの論考の具体名も追加しつつ書いていきたい。それではまず、以前このふたりに深川雅史を加えた3人のことを『photographers'gallery press no.3』をもとに記事(F. S. K. in Japanese Photography, 2009.7.15)にしたのですが、まずはその際に引用した倉石による自身のアプローチと清水のそれの差異を記した箇所を再度引用することから始めてみよう。

http://another-field.blogspot.com/2011/01/20101211.html
良知暁さんのブログより。


◎ RACHIAKIRA
http://www.rachiakira.com/


※過去の良知暁さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%CE%C9%C3%CE%B6%C7