Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

Event / Talk | AIT ARTISTS TALK #53 - 「相対を越えて」アーティストの平川典俊氏を迎えて - AIT

スピーカー:平川典俊氏(アーティスト)


日時:2011年7月26日(火)19:00-21:00
場所:代官山AITルーム
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
協力:ワコウ・ワークス・オブ・アート
定員:30名(予約制)
参加費:一般¥1000、MADメンバー・学生¥800
*1ドリンク付き


【お申し込み方法】
office@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT ARTIST TALK #53参加希望」とし、お名前、メンバーの種別、ご連絡先を明記したお申込メールをお送りください。


AITでは、7月26日(火)の19:00より、平川典俊氏を迎えて、ARTIST TALK #53 を開催します。平川典俊氏は、これまでインスタレーション、映像、演劇、パフォーマンスやサウンドなど様々なメディアを複合した作品を発表、社会や文化の規律によって規定されている私たちの知覚を広げ、それらから解放を促す社会システムや制度を提案してきました。身体性やジェンダー、メディア、宗教、政治、現代美術そのものなど、幅広いテーマで時に挑戦的なメッセージを発信している作品を続けている平川氏ですが、その根本には一貫して社会システムと個人、そして個人と自由意志についての真摯な問いかけと提言が見られます。
東日本大震災以降、社会とアートの関係について人々の認識に変化が生じ、アートに何が出来るのか、といった議論が活発になっています。平川氏が2007年に発表した浜岡原発をめぐる写真作品「In Reminiscence of the Sea ありし日の遠州灘 -Moonlight on Sunset-」がにわかに注目を集めているのも、その一端といえます。いま、人は社会にどう問いかけ、どう前進していくべきなのか? 人間の自我、社会システム、自由意志、そしてアートとは何なのか? このように、平川氏は自身の作品をとおして、鑑賞者に絶えず問いかけ、認識の変化を迫ります。
トークでは、平川氏のこれまでの作品についてや、彼が制作する上で大きなテーマとしている「覚道」という概念とアートの関係、そしてこれからの人間の存在とその可能性について話します。

http://www.a-i-t.net/ja/event_talk/2011/07/ait-artists-talk-53.php