Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

2013年12月09日の東京ビジュアルアーツでのレクチャーで使った資料(写真集・図録・書籍)

https://twitter.com/n291/status/409943731291168768


・Lee Friedlander『Friedlander』(The Museum of Modern Art)
Lee Friedlander『Self Portrait』(The Museum of Modern Art)


・Garry Winogrand『Winogrand: Figments from the Real World』(The Museum of Modern Art)
Garry Winogrand『Public Relations』(The Museum of Modern Art)
・Garry Winogrand『Stock Photographs: The Fort Worth Fat Stock Show and Rodeo』(University of Texas Press)


・Robert Frank『The Americans』(Scalo)*Revised edition
・Diane Arbus『Diane Arbus: An Aperture Monograph』(Aperture)
・Stephen Shore『Uncommon Places』(Aperture)*Revised edition
長船恒利『在るもの』(FROG)
春日昌昭『オリンピックのころの東京』(岩波書店
大西みつぐ『WONDERLAND 1980-1989 : Mole Unit No.10』(Mole)
金村修『Crash landing : Mole Unit No.4』(Mole)
金村修『Osamu Kanemura Catalogue』(ユミコチバアソシエイツ)
山方伸・村越としや『Shin Yamagata × Murakoshi Toshiya』
・豊原康久『Street』(KTブックス)
豊原康久『VANISHING LIGHT』(ワイズ出版
吉野英理香『猿人全快―It’s a new day : Mole Unit No.7』(Mole)


大辻清司『写真ノート』(美術出版社)
日高優『現代アメリカ写真を読む――デモクラシーの眺望』(青弓社
多木浩二・大島洋 編『世界の写真家101』(新書館


■■■は私が持参。

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◇ 「コンテンポラリー・フォトグラファーズ」展 - 現代美術用語辞典ver.2.0

アメリカのジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館で、ネイサン・ライアンズの企画によって1966年、67年、68年の3回にわたってシリーズ開催された写真展。3回のうち最も写真史上に影響を及ぼしたのは、「Toward a Social Landscape」(社会的風景に向って)と題された第一回で、ロバート・フランクの後続世代にあたる写真家たちによる、平凡な日常への私的なアプローチが取り上げられた。参加作家はブルース・デイヴィッドソン、リー・フリードランダー、ゲイリー・ウィノグランド、ダニー・ライアン、デュアン・マイケルズの5人。その後の第二回は「The Persistence of Vision」(視覚へのこだわり)と題して、ロバート・ハイネケンやジェリー・ユルズマンといった、イメージに何らかの加工を施して表現を試みる写真家を特集。第三回は154人の写真家による多様な表現を集めた「Vision and Expression」(視覚と表現)で、川田喜久治、栗原達男、小川隆之、富山治夫など、日本人写真家も参加している。なお、第一回の展示の際にカタログとして発行された同名の写真集は、日本の若手写真家たちにも影響を与えた。

http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8D%E5%B1%95


◇ 「ニュー・ドキュメンツ」展 - 現代美術用語辞典ver.2.0

1967年2月28日から5月15日にニューヨーク近代美術館MoMA)で開催された写真展。同館の写真部門ディレクター、ジョン・シャーコフスキーが企画し、ダイアン・アーバス、リー・フリードランダー、ゲイリー・ウィノグランドの3名が参加した。66年にジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館で開催された「コンテンポラリー・フォトグラファーズ」シリーズの第1回展「社会的風景に向って」とともに、60年代における新たな表現姿勢の登場を取り上げ、アメリカン・ドキュメンツの系譜における転換期の到来を提示した。参加した3名の写真は、『LIFE』型のフォト・ストーリーを脱しようと試みたウォーカー・エヴァンズやロバート・フランクの試みを踏襲しつつ、そこへさらにパーソナルな視点を導入したアプローチをとっている。展覧会はその後、アメリカ国内を巡回した。

http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%84%E3%80%8D%E5%B1%95


◇ ニュー・ドキュメンタリー - 現代美術用語辞典ver.2.0

1967年にニューヨーク近代美術館MoMA)で開催された「ニュー・ドキュメンツ」展に参加した3人の作家たち(ダイアン・アーバス、リー・フリードランダー、ゲイリー・ウィノグランド)の作品に代表される、60年代以降の新しいドキュメンタリー写真に対する総称。同展に先立つ66年に、ジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館で開催された「コンテンポラリー・フォトグラファーズ」シリーズの第1回展、「社会的風景へ向って」に参加した写真家たちも、この流れの一翼を担う存在であると言える。日本においては、「社会的風景へ向って」に対応する潮流である「コンポラ写真」が、やはり新たなドキュメンタリーのスタイルとして期待されたほか、カメラ雑誌上で「ニュー・ドキュメンタリー」という呼称を与えられたのは、秋山亮二、土田ヒロミ、須田一政などの作品であった。

http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%BC

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>>>2012年09月26日の東京ビジュアルアーツでのレクチャーで使った資料(写真集・図録)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20120926#p2