Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

[資料 2014-08-01]土門拳の戦争責任

◇ Nobuhiro Fukui(@n291)/2014年04月13日 - Twilog

土門拳は、リアリズム写真を確立した写真界の巨匠として知られていますが、戦中期には、国策の情報誌と対外宣伝誌の写真を撮影した時期がありました。つまり、戦争を賛美し、若者を戦場へ送る側の仕事を担っていたのです。 この点に関して、編集者の長谷川明は、「土門が公式な自己批判はしていない

ものの、戦前の報道写真に一番欠けていたのはリアリズムだと考え、自分なりの戦争責任の取り方としてリアリズム運動に傾注した」と自著『写真を見る眼―戦後日本の写真表現』(写真叢書)で推察しています”http://j.mp/1nh32dA

高村光太郎 「暗愚小伝」 - 日本ペンクラブhttp://j.mp/1nh3VTq ※昭和18(1943)年、第一回アルス写真文化賞を受賞した土門拳を高村が激賞。 ※※土門拳「対外宣伝雑誌論」は『日本評論』同年9月号に掲載 http://j.mp/1nh58tW

斎数さんに教わった話でたいして掘れていませんが土門拳の戦争責任関連。※https://twitter.com/search?q=%E5%A%9A%E8%97%9D%E7%95%99&src=typd ※※“昭和18年…9月号では柳田國男を招き、土門拳、濱谷浩、坂本万七らの写真家と「民俗と写真」のテーマで座談会を企画”http://j.mp/1nh705Y

“もっと国民を積極的に指導するものであってほしい。浜谷氏の技術をもってして、なぜ直接国家に奉仕する写真をつくってくれないのか”“ぼくは戦争に役立つもの以外は、すべて後廻しにして欲しいと思う。その意味で写真家の場合は、何よりもまず前線の兵隊におくる慰問写真を写すことです”(土門拳

再度:from Kineo Kuwabara "TOKYO 1934-1993" https://pic.twitter.com/tm047RQvKY ※桑原撮影の濱谷。宮崎駿風立ちぬ』にも出てきた隅田川の一銭蒸気にて。この5年前の状況が1943年には……と考えると何とも言えないものがあります。。

http://twilog.org/n291/date-140413/allasc