Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

菊地成孔 大谷能生『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』(文藝春秋)

オペラハウスからYouTubeへ。メディアが文化と社交を変えた

読書界を沸かせた『東京大学アルバート・アイラー』よりも挑発的で大スケールに。音楽と映像の20世紀史を書き換えた慶應大学講義録

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163716305
http://www.bunshun.co.jp/tachiyomi/200908/t9784163716305.htm(立ち読み)
http://www.amazon.co.jp/dp/4163716300
http://www.bk1.jp/product/03158549


菊地成孔大谷能生のコンビが新刊を発行、現代思想からヒップホップまで軽快に語りつくす講義録 - CINRA.NET

本書は、『東京大学アルバート・アイラー』で読書界を沸かせた2人が、2008年に慶應義塾大学で行った「現代芸術」の講義のうち、前期分をまとめたもの。19世紀、オペラハウスに集いながらエレガントな社交に興じていた大人たちは、21世紀に入るとホームシアターにひきこもる子どもになった。果たして20世紀には何があったか?そのことを解き明かす鍵となるのは、目で見る「動き」と耳で聴く「音」との「同調と揺らぎ」だった。

博覧強記&饒舌の異能コンビが、フロアでの体験を象徴するブラック・ミュージック=「アフロ」と、音と絵の完全なる同調と小児性を象徴する「ディズニー」というポップ・カルチャー史を通じて20世紀を解読し、21世紀のわたしたちの「意識」と「視聴覚」をも解剖する。学生に「ラジオの深夜放送を聴いてるみたい」と言わしめた軽快な語り口による、現代思想からヒップホップまでを噛み砕いて語った「アカデミズムのパフォーミング・アート」の登場だ。

http://www.cinra.net/news/2009/08/11/215036.php


◇ 9月7日:文藝春秋刊『アフロ・ディズニー』刊行記念特別講義「マイケル・ジャクソン酒井法子」講師 菊地成孔×大谷能生 - 三省堂書店 公式ブログ 神保町本店

慶応大学文学部での一年間に及ぶ「映画と音楽」についての知的大興奮、縦横無尽、ときに狂気の講義が一冊の本になった!
黒人音楽をポップスにしたマイケルは、大量のクスリを服用することによってのみ、その偶像を維持し続けたアフロ・ディズニーだったのか。そして酒井法子とは何者なのか。
本編の続編ともいえる番外篇特別講義ライブ! 

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/08/97.html


>>>菊地成孔東大ゼミ非公式 website
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070108#p10


>>>Youtubeで読むジャズ史「東京大学アルバート・アイラー」(その1・その2) - 赤の女王とお茶を
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20071020#p7

書けんのか?【30代ライター座談会】雑誌不況の泳ぎ方 ぶっくぎるど座談会 - 総合図書大目録

速水健朗さん×尾谷幸憲さん×有村悠さん

雑誌休刊ラッシュが激化する現在、雑誌の現場を支えてきたフリーランスのライターや編集者は何を思い、これからどのようにサバイバルしていくのだろうか?
そこで今回は、脂の乗り切った30代の現役ライター3人に夜の神保町に集っていただき、30代ライター座談会を開催。

ライター兼編集者である速水健朗さんをホストに、雑誌とブログを主戦場とする現役ライターの立場から、出版不況の荒波の中でどのように泳いでいくか、これから紙媒体とネット媒体とどう付きあっていくのかを中心に現場の最前線からの本音を語り明かした。

http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=bookguild&date=20090820

【出版2010座談会】出版不況ってホント? 現役世代が考える、本と読者の現在地 ぶっくぎるど座談会 - 総合図書大目録

永江朗さん×仲俣暁生さん×稲葉将樹さん×落合早苗さん

「100年に1度の大不況」というおどろおどろしい言葉とともに、広告不況とセットで語られがちな「出版不況」。
ブックオフTSUTAYA大日本印刷などによる業界再編成や
書店・取次の電子書籍市場参入など国内企業の新しい展開に加え、
Google『BookSearch』、amazonKindle』などグローバル企業による新しい読書サービスが拡大していく中、本と本をめぐる仕事は2010年以降どうなっていくのか?

http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=bookguild&date=20090507

『remix』終了

◇ 『remix』休刊 - Stoned Love

'96〜'97年、'01〜'04年の2度にわたって編集部に在籍しました。
発売中の2009年10月号にコメントを書いています。
この号をもって、野田努編集長以下、編集部は解散。雑誌じたいは存続するらしい。
断片的な情報しか入ってきていないので不用意なことは書きたくないが、これってふつう「乗っ取り」っていうよな。
いずれにせよ、これから出る『remix』は、俺の知ってる『remix』とは縁もゆかりもない雑誌になることは確かだ。
ことの真相は、こんど野田さんやもと編集部の面々に会ったときに聞こうと思います。
俺もそうだけど、みんな音楽馬鹿が高じて編集者になったような連中ばかりだから心配だよ。

http://d.hatena.ne.jp/stonedlove/20090831/1251722673


◇ remix 8月末発売で休刊 編集部に電話で確認 - webDICE
http://www.webdice.jp/topics/detail/1872/

【書評】『アンビエント・ミュージック1969−2009』三田格監修・編集 - MSN産経ニュース

 アンビエント・ミュージック(環境音楽)は、英国の音楽家ブライアン・イーノが約30年前に提唱した音楽思想、またはジャンルの一つ。雑誌「スタジオ・ボイス」のアンビエント特集に、550枚のディスクレビューを追加した。

 「シンセサイザーを中心とした静かな音楽」といった表層的な枠組みではなく、編者らが主観的に「周囲の環境の一部や背景となるような音楽」という原理にのっとって作品を年代別に整理していく手つきは刺激的だ。対談やコラムも充実しており、大友良英氏の「空間はみなでシェアするもの」で「本当の意味でのアンビエントは社会的なものにならざるをえない」という指摘も示唆に富んでいる。(INFASパブリケーションズ・1800円)

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090830/bks0908300820003-n1.htm


三田格アンビエント・ミュージック1969-2009』(INFASパブリケーションズ
http://diskunion.net/rock/ct/detail/0413RK12427
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3650167
http://www.amazon.co.jp/dp/4900785881

おとなのしくみ(音楽業界版)

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009年増刊号 - 浸水ノート / 柴那典

このことは本当はブログには書かないつもりではいたのだけれど、やっぱり書こうと思う。最初はそんなにも気にしていなかったのだけれど、だんだんこれは自分の中でちゃんと言葉にして吐き出さないといけない、という思いがしてきたから。吐き出さないと、それが歪んだ形の感情になって育っていきそうだから。

まり具体的にどこがどうかと書くと角が立つかもしれないけれど、修正の内容としては、主に、あるアーティストのステージにあまり人がいなかったという記述を削ったのがまず一つ。もちろん悪意のある書き方はしていない。そのバンドの知名度や同じ時間帯に出てたメンツによってはステージごとの集客のばらつきがあるのは当然のこととして、その中でそれぞれのアーティストたちが自らの出音を武器に通りすがりの一見さんをひきよせていく風景というのは僕はフェスの美しい光景、あるべき姿の一つだと思っている。そういうことを書きたかったんだけれど、「かわいそうなので」という理由で削除になった。

もう一つは、特定のあるステージについて「孤島みたいなところ」と表現したとあるアーティストのMCを削ったこと。これも、決して悪意ある発言だったり文句だったりするわけではない。限りある文字数では書ききれないが、その場所へ彼らを見るために集まった人達への感謝をユーモアをこめて言ったMCだったと思っている。これも結果的には“差し障りのない表現”に差し替えた。

今回から規制が激しくなったダイブやモッシュについては、この際だから書いてしまうと、もう数年前からずっと、ロック・イン・ジャパン・フェスでもカウントダウン・ジャパンでも、誌面上では「起こってないこと」になっている。一切触れないというルールになっている。アーティストがステージを下りて客席に突入!なんていうことも、「本来ステージと客席がセパレートになっている公演では起こってはならないこと」という理由で、もしあったとしてもそれは書けないことになっている。

http://shiba710.blog34.fc2.com/blog-entry-277.html



Circulation   

田中功起、言葉にする「廣直高さんと話す、その1 約26分」「廣直高さんと話す、その2 約26分」

◇ with_naotaka_hiro_1

第四回目の今回は、LA在住のアーティスト、廣直高さんをお迎えしてます。

せっかくなのでカルフォルニアのことを、ってなおさんが言ってくれたので、まずは彼自身の作品のことを絡めつつ、LAのアートについても話してもらってます。まだまだLAのことは知らないことがたくさんなので、とても興味深く聞きました。

http://kktnk.com/podcast/kotoba/Entries/2009/8/19_with_naotaka_hiro_1.html


◇ with_naotaka_hiro_2

なおさんとの二回目のセッションです。

カリフォルニアのアーティストについて、カタログを見ながら話してます。ミニマリズムコンセプチュアル・アート東海岸から西海岸へ入ってくると、なにかプラスアルファの要素が加えられて変容している、ひとつべつのレイヤーが入っている、ってなおさんは言ってます。たしかにここに上げられているアーティストはそれぞれひとくせありますよね。

Charles Ray, Michael Asher, Chris Burden, Ed Ruscha

そのほかなおさんの友人のアーティスト: Jedediah Caesar, Kiersten Puusemp。

ぼくが途中で口走っているのは:Jason Dodge, Pak Sheung Chuen

http://kktnk.com/podcast/kotoba/Entries/2009/8/23_with_naotaka_hiro_2.html


koki tanaka works
http://kktnk.com/


※過去の田中功起さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%c5%c4%c3%e6%b8%f9%b5%af