第1章 光の革命
1 十九世紀、写真の誕生とその革命性
2 写真の無差別性の分析
3 「二十世紀=映像の時代」におけるテクストとテクノ画像
4 二十一世紀、現代のテクノ画像の状況
5 結びに――ある危機からの脱出のために第2章 光で伝える――真実性の幻想
1 ドイツ――フォトジャーナリズムの源流
2 エーリッヒ・ザロモン――ヴァイマール共和国の写真幻想
3 パウル・ヴォルフ――第三帝国と写真第3章 光の話法――モダニズム写真論
1 光と影――モホイ=ナジの射程
2 写真におけるノイエ・ザッハリヒカイト――迫真性の幻想
3 謎としてのアジェ第4章 光の景観――風景写真の変容
1 写真のルネサンス――アダムスの地平
2 ベッヒャーの地平――モダニズムを超えて
3 風景写真の転換――ルイス・ボルツの軌跡
4 サイト・グラフィックス論――富士山からフジヤマへ第5章 光のゆらぎ――曖昧さ・反物語・意味の遊走
1 朦朧の美学――ジュリア・マーガレット・キャメロン
2 森山大道――「等価」の詩学
3 われわれは、いまどこにいるのか?――二十一世紀の初頭に終章 光のプロジェクト
1 写真ゲーム
2 写真の遊戯性――作家の外在化
3 写真のゲーム性――「関数」としての写真
4 「世界コミュニケーションの時代」の写真の位相
5 結語
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深川雅文さんの単著。表紙写真はエル・リシツキー。
とりあえず必読。
◇ ヴィレム・フルッサー『写真の哲学のために―テクノロジーとヴィジュアルカルチャー』
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◇ グローバル・フォトグラフィー・ナウ:東アジア@テート・モダン
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20061003#p2
◇ サイトグラフィックス考 深川雅文
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