Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

『テレビゲーム 電視遊戯大全』テレビゲーム・ミュージアム・プロジェクト編

◇ 『テレビゲーム[電子遊戯大全]』という本。- フクヘン。雑誌ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ

1988年にこんなスゴい本が出ていたという話を書く。
テレビゲーム・ミュージアム・プロジェクト編『テレビゲーム[電子遊戯大全]』。
どこが、スゴいのかって?
それは紙の本でハイパーテキストリンク構造をやってのけたことだ。

http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=384
就職して最初の職場(U12雑誌関連)には、もちろん当然のように所蔵されてました。
個人的には田尻智さん(before ポケモン)の印象が強い本です。発売はグラIIの頃。。。


ビデオゲーム関連文献リスト

テレビゲーム 電視遊戯大全 TV-GAMES
1988年5月 3500円
テレビゲーム・ミュージアム・プロジェクト編 UPU
バインダー形式で本が3段に分かれていて、それぞれがトピック、ゲーム会社・ゲーム製作者、ゲームタイトルの事典になっている。それぞれの段を読みながら他の段の関連事項を開けるというハイパーリンク的な読み方ができる凝った作り。日本のみならず米国の古典的なゲームタイトル(カラーの画面写真付き)・ゲーム会社(所在地付き)・ゲームクリエイター(顔写真付き)が多数紹介されているのが特徴。スーパーファミコン登場以前にこれだけの内容の本が出版されていたことは驚嘆に値する。きわめて資料性が高い、空前絶後ビデオゲーム・エンサイクロペディア。
主なインタビュー:アコレイド社、アクティビジョン社、ノラン・ブッシュネル、ダグラス・カールストン、スティーブ・カートライト、エレクトロニック・アーツ社、遠藤雅伸、デビッド・フォックス、フリーフォール・アソシエイツ、堀井雄二アイレム社開発スタッフ、岩谷徹、君島正、ティモシー・リアリーラッセル・ライブリッチ、エド・ログ、アラン・ミラー、三辻富貴朗、宮本茂、ポール・マレイ、中島英行、中村光一今西紘史西角友宏坂村健、沢野和則、ストラテジック・シミュレーションズ社、すぎやまこういち、ビル・ウィリアムズ
主な寄稿者:浅田彰石原恒和糸井重里岩井俊雄香山リカ今野裕一、桝山寛、三浦明彦、桃野隆夫、野々村文宏坂根厳夫志賀隆生武邑光裕田尻智
主な執筆者:桝山寛、田尻智石原恒和、森川倖
ゲームの歴史、年表、系統樹、用語集あり。

http://www.intara.net/book/
改めて考えてみると、すごい顔ぶれです。


◇ テレビゲーム 電視遊戯大全 - ゲーム本大全

制作の実情や、ユーザーに対する想いなど
 クリエイター一人ひとりのゲームに対する思想が見える、濃いインタビュー記事。
 ノラン・ブッシュネル、スティーブ・カートライトをはじめ
 遠藤雅伸岩谷徹宮本茂中村光一田尻智など、面子も文句なし。

http://www.h6.dion.ne.jp/~le9/book/b1.html
http://www.h6.dion.ne.jp/~le9/book/


YouTube - 田尻智ゲームコレクション(1/2) (2/2)
http://jp.youtube.com/watch?v=NCwmCUo5DgQ
http://jp.youtube.com/watch?v=oDnwbvVKoKY
遠藤雅伸ゼビウスセミナー
http://jp.youtube.com/watch?v=MaDaunzjUr8
テレビゲーム・ミュージアム・プロジェクト関連(だったかと)。
もともとは2時間番組だったと記憶しています。
糸井重里さんがファミスタやりながら語ったりとか、
すぎやまこういちさんがドラクエの作曲について語ったりとか。
あと、アタリとかアミーガとかマッキントッシュのゲームとか。
ハビタットhttp://d.hatena.ne.jp/n-291/20070823#p3)も
最先端のゲームとして紹介されていたように思います。