http://sjocw.kyoto-seika.ac.jp/index.php?cul%2F2005_bunka_II%2Freport_04
◇ 「文化表現論II」 第4回講義録 現代美術の見方(2005/10/20) - 京都精華大学
例えばアメリカですと、先週のジャクソン・ポロックなんかは、ペギー・グッゲンハイムという人にほとんどパトロンのようにお金を出してもらって作品をつくっていたというかたちで、いまグッゲンハイム美術館はすごいですものね。フランチャイズみたいにしてやっています。
そういうふうに美術作品、アートをとおしてどのようなコミュニケーションがなされているのかということを考えることは、美学的にどこが美しいのであるのかということで美術作品を見ていくのと同じぐらい重要なことであると言ってもいいと思うんですね。
ついついアート、美術品を見るときに、好きか嫌いかとか、きれいかきれいじゃないかとか、そういうふうに見てしまうんだけれども、それを介してどういうコミュニケーションがあったか、どういう文化があったかと言い換えてもいいと思うんですけれども、それを考えることによって違う側面も見えてくるよということです。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/jinbun/bunka/class/2005/bunka_2/lecture/lec_04.html