Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

イスラエルによる「ガザ攻撃」関連

YouTube - ガザ 2009.1.6:学校も救急車も攻撃
http://jp.youtube.com/watch?v=tLXRli2RgxM&fmt=22


◇ ガザ戦争で逆転する善悪 - 田中宇の国際ニュース解説

 イスラエル人は、ゲットーやナチス強制収容所からの解放を目指して戦ってきたはずなのだが、今のイスラエルは「ナチスと戦う人々」から「ナチスそのもの」へと、「正義」から「悪」へと転換してしまっている。ワルシャワのゲットーから脱出してイスラエルを建国した人々は、もともと住んでいたパレスチナ人をガザに押し込め、ガザにゲットーを作ってしまった。



▼ガザで戦争犯罪を繰り返すイスラエル軍
▼今のモルデハイはガザにいる
悪の枢軸に入れるイスラエル
▼停戦は困難、イランとも戦争か?

http://tanakanews.com/090113Gaza.htm


◇ 日本の新聞テレビで報道されない写真で見るガザの秘密地下トンネル - webDICE - 骰子の眼
http://www.webdice.jp/dice/detail/1211/


◇ メディアとガザ報道 - DAYSから視る日々

この文章は、DAYS JAPANブログに掲載するとともに、メディア各社報道部・外信部にファックスさせていただきました。



2009年1月12日
DAYS JAPAN編集長 フォトジャーナリスト
広河隆一

http://daysjapanblog.seesaa.net/article/112508511.html


◇ ガザの写真 - DAYSから視る日々

森澤典子さんより送られてきたガザの写真です。
http://www.elfarra.org/gallery/gaza.htm

http://daysjapanblog.seesaa.net/article/112550038.html


◇ ドバイ5 投稿者:武田徹 投稿日:2008年12月28日(日)13時07分11秒 - オンライン日記

イスラエルガザ地区攻撃はニュースになっていたがBBCワールドアルジャジーラも死体を写していた。特にアルジャジーラの死体映像の放送時間は長く、気道確保管を挿入されたままの死体(外す手間をかけていられなかったのだろう)などが次々に登場する。
前に戦争報道関係のTVに出たとき、それが視聴者参加番組で視聴者からのメールやfaxを募っていたのだが、その中に夕食時の死体映像は辞めて欲しいというのがあった。食事がまずくなるからろいうのは死者にとって最大限に無礼ではないかと思った。死体を生み出す不条理な紛争がなくならないかぎり、死体の報道映像を見る義務が私たちにはあるのではないか。アルジャジーラがテロで死んだイスラエル側の死者をそこまで映していたか(もしも撮影が可能でだった場合だが)は疑問もあるが。

http://162.teacup.com/sinopy/bbs/939

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武田徹『戦争報道』(ちくま新書
http://www.amazon.co.jp/dp/4480059873


◇ 荒井信一『空爆の歴史』岩波新書(新赤版1144)

 正当化論の虚構を衝く

 空爆の誕生からイラク戦争まで、いまも続く破壊と虐殺の歴史を克明に描きます。本書の論の特徴の一つは、空爆の誕生および空爆を支える思想の起源を、1900年代初めの帝国による植民地戦争に見ている点です。「文明国」が、当時の最先端技術である飛行機(あるいは飛行船)を使い、「未開」の人々を虐殺し、植民地を支配する。すなわち、力の圧倒的な優位性を背景に、力を持たざる者へ攻撃を加えるという差別的な構造・思想が、空爆の起源にあり、それが現在まで続く「空爆正当化論」を支えていると、著者は指摘します。

 「戦争を早期に終えることができ、長期的にみれば、空爆は人道的な手段である」。これは第一次大戦後、イタリアの将軍ジュリオ・ドゥーエが、その著書『空の支配』(1921年)に著した考えです。いわば、空爆思想の原型ともいえるものです。この加害の側の身勝手な論理が、空爆の「発展」、すなわち戦争の「発展」を支え、形を変えながらも、同様の思想が現在も生き続けていると言えます。

 湾岸戦争の際に登場した「ピンポイント爆撃」。すなわち、軍事施設を精密に爆撃できるシステムという触れ込みで、現代のハイテク戦争の特徴を示すものとして注目されました。その後、アフガン戦争、イラク戦争でも、爆撃の精度の向上、精密度の高さを、加害者であるアメリカ側は強調します。しかし、そうした「精密爆撃」という考え方は空想に過ぎないことが、本書では明らかにされます。正確さ、精密さを強調することは、ドゥーエの言う「人道的な手段」という虚構の論理を強調しているに過ぎません。むしろ、精密さ、正確さの強調は、加害の意識を薄れさせることに力を発揮していると言えるのかもしれません。

 空爆される側、すなわち破壊、虐殺される側の現実、そして、空爆を行う側、すなわち破壊と虐殺を執行する側の論理。その二つの視点から、空爆の歴史をとらえなおし、点と点を結びつけることで、戦争の残虐性、戦争を正当化する論理の虚構が克明に浮かび上がってくることと思います。

 青島爆撃や重慶爆撃など、空爆の加害者として、かつ、東京大空襲や広島・長崎への原爆投下など、空爆の被害者として、双方の歴史をもつ私たちにとって、とても重要なテーマであると思います。ぜひご一読ください。

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0808/sin_k427.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4004311446


◇ デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4480088598


広瀬隆クラウゼヴィッツの暗号文』(新潮文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4101132348

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>>>投靴 - kom’s log
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090113#p11


>>>YouTube - NAKBA パレスチナ1948 紹介
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090113#p12


>>>イスラエルによる「ガザ攻撃」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090109#p5