Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

「レート」と「レート」

◇ 2007年06月10日 - さるさる日記 - 写真生活

写真を見ただけでは理解できなかったことが言葉によって深まっていく。トークショーの良さはそこだと思う。

土曜日は東京藝術大学で写真家6人の座談会があった。畳敷きの広間に本当に車座になっての「座談会」だった。

なぜ写真なのか−作家6人の実践から
小山穂太郎、佐藤時啓、柴田敏雄鈴木理策中里和人山崎博 司会:前田恭二

3時間に及ぶ座談会。しかし話の7割は頭に入ってこなかった。言葉が難しいのだ。日本語ではなくて芸術語。それを理解するには相応の知識がなければ読み取れない。

それを頷きあって話す出演者を見て、あまりに考えているレベルが違うことを実感して唖然。

中里さんと理策さんにご挨拶。いつのまにかふたりは助教授になっている。作品を現在進行形で行っているのを間近に見れる生徒は幸せ者だ。

そのまま新宿ゴールデン街へ。ここでは知り合いがふたり写真展を開いている。田中真一郎が「ナグネ」で、お向かいの「アガジベベ」ではタカザワケンジがやっている。お互いに写真編集者だ。

1杯飲んではお向かいに行き、また飲んではお向かいに戻る。近頃ゴールデン街は写真の町になっているような錯覚をおこす。

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=178978&log=20070610


◇ 2007年06月27日 - さるさる日記 - 写真生活

アルル写真フェスティバルのポートフォリオレビュー参加費250ユーロを銀行から振り込む。公式サイトからのでのクレジットカード決済がうまくいかず、結局銀行から振り込まなくてはならなくなった。手数料4000円を含まると、今日のレート169円99銭で換算すると4万5千円也。高いがそれが目当てだからしょうがない。

事務所に行ったら宅配便の不在連絡表が届いていた。送り主は冬青社とある。写真集だ。急いで宅配便に連絡をとって、すぐに再配達してもらうことにした。

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=178978&log=20070627