http://video.google.com/videoplay?docid=1308914498480880076
銀座グラフィックギャラリーで「グルービジョンズ展」をみてきました。(会期終了)
gggでグルービジョンズの展覧会をするって知ったとき「ああ、ggg的にありなんだ」って思いました。いや、なんとなく。もともと京都で活動してたせいか、あんま東京のヨイショ的な雰囲気で馴れ合うことなく活動してそうだったから(素人の勝手なイメージです。)
若い子でグルビといえばリップスライムのアートワークでしょうか。
鮮やかなキミドリやブルーのフラットな色面と、太めの輪郭線で描かれたコミック調(というか赤塚不二夫先生)のイラストは現代風に味付けされたポップアートという印象です。自分のなかでグルービジョンズといえばrelaxの連載ですね。時期的には2000年前後。毎月数十種類の作品が通し番号とともにコマワリで掲載されてた。(グルビという通称を聞くとマガジンハウス的な渋谷直角に代表されるようなやたら距離感の近い文章が思い浮かび、ピチカートファイブの音楽が自然と脳内に鳴り響きます。)
2000年といえばちょうど村上隆がパルコギャラリーでスーパーフラット展を開催したころと同時期です。今調べたらジュリアンオピーの手がけたジャケットが話題になったブラーのベストアルバムの発売も2000年でした。そういう文脈でいけば、現代美術の展覧会でチャッピーが展示されるのも納得です。