芥川賞作家の川上未映子さん（３５）と阿部和重さん（４３）が結婚していたことが３０日、分かった。１０月に婚姻届を提出した。川上さんは妊娠中で、来年初夏に出産予定。
２人は２００８年にシンポジウムで知り合い、今年に入ってから交際を始めたという。
川上さんは「乳と卵」で０８年に、阿部さんは「グランド・フィナーレ」で０５年に、それぞれ芥川賞を受けている。
作家同士の結婚について、川上さんは「お互いに尊重しあっていければ」と話している。
2011/11/30 17:40 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011113001001148.html
◇ Kazuko's Room 4
http://publications.asahi.com/original/sin-semillas/kazukonoheya/panorama/kawakami.html
◇ 阿部和重×川上未映子 「怖くて仕方ないのです」 小説トリッパー ２００９年秋季号 - 特集 - ＢＯＯＫ - asahi.com（朝日新聞社）
■阿部和重さんが小説家の人生相談を 「和子の部屋」特集
長篇「ヘヴン」を書き上げられたばかりの川上さん。哲学的な問題を回避するつもりが、相談は恐怖の克服について。それでも乙女チックな連続対談第３回、どうぞ！！
http://book.asahi.com/special/TKY201101200233.html
◇ 『和子の部屋』 阿部和重さん : 著者来店 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
女性作家との異色対談
「和子」こと阿部和重さんが、女性作家の悩みを聞く形を取る異色の対談集だ。角田光代さん、江國香織さんら相談者は１０人を数える。きっかけは３年前、女性作家との食事会だった。
「女性３人に男は僕１人だけで、集まった全員が当時『バツイチ』でした。恋愛の話題で盛り上がり、男の意見を求められるまま語るうち、『人生相談に向いている』とおだてられ……」
話を聞きつけた編集者から、文芸雑誌での連載を持ちかけられた。
「幸福と小説は両立するの？」（角田さん）の質問には、「新鮮な感情を原動力に小説を書けばいい」。「言葉しか信じられません」（江國さん）には、きっぱり「僕の場合は、まったく言葉を信用していません」。
私生活や恋愛の相談をしていたはずなのに、自然と創作論を語り合う展開になるのが物書きならではだ。
「どの方もプライベートと仕事が地続きで、何を見ても小説と切り離せないことを感じた。作家がどんな感覚で現実を捉えているか知り、刺激を受けました」
http://www.yomiuri.co.jp/book/raiten/20110712-OYT8T00386.htm
