Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

第6回写真「1_WALL」展のファイナリスト6名が決定したようです。

  • 小山田邦哉「displacement」
  • 鬼頭志帆「WALLS」
  • 熊谷勇樹「贅沢」
  • 小池裕也「out line」
  • 齋藤圭芸「幻肢痛
  • 真鍋奈央「眼をあけて夢をみる」

(※以上敬称略)


◇ 第6回写真「1_WALL」展 - リクルートの2つのギャラリー ガーディアン・ガーデン

2012年3月26日(月)〜 4月19日(木)
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料


ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけて作品を発表する公募展、第6回写真「1_WALL」展を開催します。一次審査(ポートフォリオ審査)と二次審査(ポートフォリオレビュー)を通過したファイナリスト6名が、会期中の4月5日(木)に、グランプリを決定する公開最終審査に挑みます。一般見学者の目前でファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、審査員による議論の後、グランプリが決定します。受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られます。
「1_WALL」は『ひとつぼ展』をリニューアルした公募展で、2009年にスタートしました。3度にわたる審査で、応募者の実力や可能性を見ていきます。応募者にとっては表現者としての本気度が試される公募展です。
6回を迎える今回は、人と出会いすれ違っていく瞬間を、レンズから逸らされた強く静かな眼差しで捉えたポートレートや、街に出てみつけた、痛みや不安をやわらげる光を切りとった作品、デジタル加工した空虚な窓で、知覚や次元のズレを表現した作品など、日常や人物を、作家独自の視点で深くみつめる作品が集まりました。今回は誰がグランプリを獲得するのか、どんな未来のスターが現れるのか、是非皆さんの目でお確かめください。

[審査員](50音順、敬称略)
秋山伸(グラフィックデザイナー・パブリッシャー)
2000年schtucco設立。2008年edition nord設立。写真集、アートブックを数多く手がける。2009年、松江泰治『cell』でKassel Photobook Award受賞(マーティン・パー選出)。2011年、津田直、高木こずえの作品集等でAsia-Pacific Design Award受賞。


小林紀晴(写真家・作家)
1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真科卒業。新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランス。’97年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞受賞。現在、雑誌、広告、CM、執筆などボーダレスに活動。写真集に『はなはねに』、『SUWA』、『days new york』、『homeland』など。


鈴木理策(写真家)
1963年生まれ。写真集に『熊野、雪、桜』(淡交社)、『Atelier of Cezanne, 6×6 (Set Two)』(Nazraeli Press)等。中京大学C・スクエアで「写真分離派展2」(4/16〜5/19)。第25回木村伊兵衛賞、第22回東川賞国内作家賞、日本写真家協会賞年度賞等。現在、東京藝術大学美術学部准教授。


姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)
青幻舎編集長を経て、2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に刊行。第33回木村伊兵衛写真賞志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』などがある。’09年にスペースAKAAKAを設ける。


光田ゆり(美術評論家
美術館学芸員京都大学文学部卒業。著書『高松次郎 言葉ともの ―日本の現代美術1961-72』(水声社)を刊行。ほかに『写真、芸術との界面に』(青弓社日本写真協会賞)、『野島康三写真集』(赤々舎)、『大辻清司 出会いとコラボレーション』(共著、フィルムアート社)などがある。

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