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福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

「もの派」輪郭くっきり 米の展覧会で富井玲子さん - 文化トピックス - 朝日新聞デジタル

 1960年代後半〜70年代前半、石や鉄、木材といった「もの」そのものを提示し、物質同士、物質と空間の関係を問うような現代美術が、日本に相次いで現れた。「もの派」と称される動向は、内外の評価が高く、いま米国では大規模な「もの派」展が開かれている。米国在住の美術史家・富井玲子さんが同展を評した。

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201203230221.html

 本展は、吉竹美香という堅実な「もの派」研究者がゲストキュレーターを務めて学術的評価を目に見える形で提示するとともに、商業画廊が作品のモノ化(永続化)に熱心に取り組んで市場的評価の向上をめざし、それを受けて立った作家たちが全面的に協力して成立した稀有(けう)な企図である。そのうちどの一者が欠けても、本展は画竜点睛(がりょうてんせい)を欠いたことだろう。

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201203230221_01.html


◇ Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha - Blum & Poe
http://www.blumandpoe.com/exhibitions/requiem-sun-art-mono-ha#images
グループ展「太陽へのレクイエム:もの派の美術」
開催中〜4月14日(土)