私は文明史家ブーアスティンの『幻影の時代』を思い出した。「われわれは……幻影を追い求め、信じようとする。われわれは、この世の中にあまりにも多くのものを期待している」「われわれは現実ではなく、現実の代わりに置き換えたイメージに取りつかれている」と。
(写真家・田村彰英)
VIVOをやめた1963年頃には、ダニエル・ブーアスティンが『The Image』(1962)という本を書いて、その翻訳が出た。邦題は『幻影の時代』ですね。写真論ではなくて、マスコミ論ですけど。私はすごく感銘を受けて、ブーアスティン言うところの「疑似イヴェント」、今の言葉ならヴァーチャル・リアリティー、そんな写真を撮っていました。それが、ちょうど日本の高度成長が始まる時期ですね。
(写真家・東松照明)
リップマンからブーアスティンまでの議論に見られるように、近代が成熟期を迎える前──1960年代まで──は、マスコミが真実をいかにして歪め、覆い隠すかという問題設定が、社会を覆っていた。これを「疑似現実論」という。
(社会学者・宮台真司)
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群衆から分衆へ
島嶼化
意味/非意味のジェネレータ
特定の感覚野を引っこ抜く
結核1周年
パン屋再襲撃した男を襲撃した男を再襲撃した最終劇
?パンの田宮シンセミヤ? ミヤ? ミア?
与えられたとせよ? 使役助動詞に注意せよ!
与えられたとしようよ〜 とりあえずしとこうよ〜
前向きに与えられたとさせていただく方向で
なるべく善処させていただく所存にございます
だれだだれだ だれだれだ だれだだれだ
媒=体 対 体=媒