◇ 『AERA '06.9.4 No.40』より本城直季氏のコメント
いつか戦場を撮りたい
(略)
その後、都市を俯瞰したいと思うようになった。都市の「作られた感じ」を出したかった。
「いつか撮ってみたいのは……不謹慎ですけど、戦場かな」
国を、正義を、自由を守るために命をやりとりする戦争も、
「高いところからジオラマ風に撮ったら、すごくちっぽけなものに見えると思うから」
ひょんなことからバックナンバーを入手。
もちろん、中見出しの「いつか戦場を撮りたい」と地の文は、
記事を構成・執筆したライターの小西樹里氏あるいは加藤美穂氏(もしくは担当編集)によるものでしょうけども。
◇ 『見たことない実在の風景』 - bloglobe pics=http://digitexp.net/index.html
AERA No.40(9月4日号)に”若手写真家”の記事。
マスコミの語り口(文体やストーリー展開)がチョー気持ち悪い。
まあそれにしても「戦争を撮りたい」ですかそうですか。
戦場とか言わずに南アのストリートを活写することを強くおすすめします。
戦争と日常はつながっているですかそうですか。
まあそりゃそうなんだけど、しかし一方でそれは風が吹けば桶屋が儲かる式の詭弁であってそれを口に出すこと自体幼稚であざとくて、
そんなこと思って撮ってるとすればそれは超ド級のアホか誰にも理解されない超天才かのどっちかだ。
結局なんだ、朝日を読むような大人が”若手写真家の人気っぷり”を理解するために、無理矢理「戦争」とか「世界の評価軸」とかを持ち出した詭弁がどっさりの記事。
どっさりはスリムドカンで十分。意味不明。
by RGBover | 2006-09-04 11:01
http://global.exblog.jp/5617195/
*1
◇ フォトグラファー 本城 直季 氏 - 読売ADリポート ojo:adv.yomiuri
「依頼があれば、アフリカでキリンを空撮したり、スコアボードの上から野球を撮ったり、色々と挑戦したい。戦争をアオッて撮影すれば、人間の愚かさを客観的に伝えることもできると思います」
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200607/07interview.html
◇ TS12 : 本城直季 - Tokyo Source
もし、戦争をミニチュアのように撮ったら…
サトコ:今撮りたいもの、これから撮っていきたいものはありますか?
本城:ずっと撮りたいと思っていた愛知万博をこの前、撮ってきました。観覧車から。
近藤:本城さんが万博を撮るってのは皮肉ですね……(笑)。
サトコ:各企業があれだけ力を入れているブースが全部、ミニチュアに見えるんですものね。
本城:あの、作られた、人工的な感じがうってつけだと思って(笑)。あとはハワイのワイキキビーチとか。それと今、戦争を撮りたいというのはあります。本当に皮肉で……。
http://www.tokyo-source.com/ts/12/naoki_honjyo/
>>>今さらのように「本城直季」「逆アオリ」や「小林伸一郎」「丸田祥三」「廃墟」「盗作」などの検索ワードでやって来るお客様が増えています。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090110#p7
※過去の 本城直季氏 関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%cb%dc%be%eb%c4%be%b5%a8
*1:南アフリカといえば、たとえばガイ・ティリムのヨハネスブルクのシリーズとか。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20061026#p2
http://www.artthrob.co.za/05jan/artbio.html