◇ 藤田嗣治の真実に迫る記事が連載中(2006-04-05) - ART遊覧
ところで藤田という類い希な作家の〈真実〉に迫るべく、長年研究を続けてきた笹木繁男氏(現代美術資料センター主宰)によるテキストが美術雑誌『美術の窓』(生活の友社)に連載されている。スタートは2004年12月号からなのでバックナンバーになるが読み応えのあるものコラムである。
【掲載リスト】
○藤田の絵をどう読むか(その1)
○藤田の絵をどう読むか(その2)
○最初期の藤田のサロン作品『裸婦』の謎(その1)
○最初期の藤田のサロン作品『裸婦』の謎(その2)
○最初期の藤田のサロン作品『裸婦』の謎(その3)
○1924年サロン出品作『雪の女神』写真図版の発見
○シュルレアリスムと藤田嗣治(その1)
○シュルレアリスムと藤田嗣治(その2)
○藤田の絵をどう読むか『猫(争闘)1940年』について
○藤田の絵をどう読むか『ソロモン海戦に於ける敵の末路1943年』
○藤田嗣治と舞台美術(1)
○藤田嗣治と井上長三郎の『漂流図』についての補記
○藤田嗣治と舞台美術(2)
○岡鹿之助と藤田嗣治
○1938年藤田念願の沖縄への旅(1)
http://www.art-yuran.jp/2006/04/post_8b32.html
笹木繁男さんいわく、いずれ単行本としてまとめたいとのことです。
◇ フジタを支える人々 - ある阿呆の日常
一人は笹木繁男さんという方で、現代美術資料センターという肩書きでいつもものを書いていたので、てっきり司書か研究者の方かと思いきや、銀行員をする傍ら、戦争画にまつわる資料収集などをしていて方なのだそう。そして退職後、本腰を入れて藤田嗣治を初めとする研究をされたり、自宅を現代美術研究センターとして、一般に開放していたのだそう。あるサラリーマン・コレクションの軌跡〜戦後日本美術の場所と題する展覧会が開かれた事もあるそうも行われた。彼が集めた資料はダンボール550箱に及び、東京国立文化財研究所に寄贈されている。
http://aiueochiai.exblog.jp/1217897/
◇ 職人としての藤田嗣治――笹木繁男氏の連載中の余白に 稲賀繁美
http://www.nichibun.ac.jp/~aurora/aida/aida89.pdf
http://74.125.153.132/search?q=cache:s0oMZ01_TQQJ:www.nichibun.ac.jp/~aurora/aida/aida89.pdf+%E7%AC%B9%E6%9C%A8%E7%B9%81%E7%94%B7&cd=15&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja&client=firefox-a
◇ 笹木繁男さんのアドバイス - mmpoloの日記
http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20090323/1237734578
>>>展覧会カタログから著作権を考える──現代美術資料センター主宰 「笹木繁男」:影山幸一 07年9月 - artscape