■「雲泥」「月鼈」あるいは「天と地」? もとい、「成層圏とマリアナ海溝」?
◇ 荒木経惟「日本人ノ顔」プロジェクト
http://www.j-face.info/
◇ 〆切迫る!!!荒木経惟が撮る「青森ノ顔」モデル募集 - 1010 Radio
http://blog.goo.ne.jp/masaki7/e/dacd5f234dc3a8f26ec7ce9d9a88f10f
◇ ハマの美人をアラーキーが激写! 茂木健一郎、はな、角田光代らも参加「4人が創る『わたしの美術館』展」 - webDICE - 骰子の眼
http://www.webdice.jp/dice/detail/500/
◇ アラーキー、命を撮る 母子モデルを募集 - asahi.com(朝日新聞社)
http://www.asahi.com/culture/update/0518/SEB200805180001.html
下記商業カメラマンの所業と比較するための例は
石内都さんでも良かったのですが、
ウェブへの情報の露出具合から
とりあえず荒木経惟さんを。
◇ 覚醒したよぼく。1secシリーズも - CHIAROSCUARO 所幸則
モデルは本当はただでもいいぐらいだ、だけどお互い真剣にやるなら
そこに多少の保険はほしい。
3万円は振り込んでもらって、で、プリント代は別サイズは大四つ切り〜A2
で5000円〜10000円でわたす。
最高級の紙にプリントする。
これ、イタリアやパリでも発表したい。
ヨーロッパのアート雑誌にのせる、次回はzoomだ。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3965498
EYEMAZINGは3月1日締め切りの号で14pの巻頭特集される。
まにあうならそれにも乗るかもしれない。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3960063
男でも女でもいい。年齢とわない。
とりあえず急いで撮りたいので、至急めっせください。
アート作品になるよ。
いろんな本に載るよ。
掲載してもらえる写真雑誌2つもう決まってるます。
練習撮影とか記念のじゃなく。
アートフォトになり雑誌載る可能性もあれば、個展に出る可能性もある。
肖像権でもめる人は遠慮したい。
http://tokoroyukinori.seesaa.net/article/113818367.html
“モデルは本当はただでもいいぐらいだ、だけどお互い真剣にやるならそこに多少の保険はほしい。”
“3万円は振り込んでもらって、で、プリント代は別サイズは大四つ切り〜A2で5000円〜10000円でわたす。”
“アート作品になるよ。いろんな本に載るよ。掲載してもらえる写真雑誌2つもう決まってるます。”
すごい展開です。
まさかお金まで取るとは。。。
これがいわゆる「デウス・エクス・マキナ」か!(←違う)
さすが、コテコテのコマーシャル・カメラマン(コマーシャル・フォトグラファー)。
ツボを心得てます(笑いの?)、というか、ここまでくると眩暈がしてきますね。
これも、錯覚を利用した、新風舎=アートボックスインターナショナル(ARTBOX International)的商法の一種でしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a5%a2%a1%bc%a5%c8%a5%dc%a5%c3%a5%af%a5%b9
マリアナ海溝チャレンジャー海淵的手法。
いやむしろ、その性質から考えれば、
ヴィチャージ海淵的手法とでも呼んだほうが的確かもしれません。
この御仁が指向*1しているデコラティブ・アートの世界ではアリなのかもしれませんが、
ファイン・アートの世界では有り得ないやり方だと思います。
まあしかし、だから*2「とやかく言うな」ということなんでしょうけども。
>>>所幸則氏というコマーシャル・カメラマンの方のブログが非常に香ばしいです。切込隊長・山本一郎さん的な意味で。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090103#p2
■J文化人の効用と限界:アート資本主義 - CNET Japan(2006/11/14 11:31)
少しでも多くの写真論に触れたいと思って、いまさらのように『ART IT』創刊三号『特集 日本の写真』を買ってくる。たまたま読んだ浅田彰の『中平卓真という事件』を読んでガッカリする。
中平卓真を称揚するのはいいと思う。彼の写真も、彼の言葉も、日本の写真を読み解いていく上で大切な歴史の一部だし、その解読を通じて見えてくることもとても多いと思う。
ただ、その称揚のためのテコ入れについては、余りに図式的過ぎて平凡だと感じた。
“中平卓真の写真をイノセントとみなすことは誤りだ”
この指摘は、そのまま浅田彰的『J文化人』の紋切り型な価値観を反映している。
http://japan.cnet.com/blog/takahito/2006/11/14/post_75f1/
井口尊仁氏*3のブログ「アート資本主義」より。
本文中の「中平卓真」は「中平卓馬」のタイプミスですね。
それはさておき、効用と限界を考えるべきなのはご自身のブログなのでは?
【参考】『論座』も必ずしも読むところがないわけではないこと。(2007/09/04) 山形浩生
しかも批判している構図に自分の文がまさにぴったりあてはまるという自覚を徹底的に欠いただらしない代物。
http://cruel.org/other/tateishiobata.html
◇ ガンダム世代が知ってて損はないハズ 日本の現代美術家10人 【ポスト村上隆】:アート資本主義 - CNET Japan(2007/12/12 21:30)
野口里佳は1996年に写真新世紀グランプリを受賞しているのですが(同じ96年に蜷川実花は優秀賞を獲得)、他の女の子写真家(と、当時呼ばれていた)作家達とは異なり、淡々と静溢な作品を撮り続けています。いわゆる商業カメラマンとしてではなく展覧会中心で活動している点や、撮影技法やプリントにもこだわっている点などが目立った違いかも知れません。ただ、その作品には芸術的な高尚さよりも、もっと知的好奇心にあふれた愉快さ、愉悦のようなものが強く感じられ、そこに換え難い魅力を感じるのです。
http://japan.cnet.com/blog/takahito/2007/12/12/entry_25002934/
“いわゆる商業カメラマンとしてではなく展覧会中心で活動している点や、
撮影技法やプリントにもこだわっている点などが目立った違い”???
*1:こういうふうに見えて、実のところ「ファイン・アートを志向しているつもり」という可能性も、なくはないのですが。。。
*2:(クリスチャン・ラッセン、ヒロ・ヤマガタ、トーマス・マックナイトみたいな「アート」の写真版だから)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081031#p4
*3:『盲導犬クイールの一生』の石黒謙吾氏と組んで『ぞりん』という本を出版している方です。
「jpeg girls」なる企画モノ(http://mixi.jp/view_community.pl?id=168736)に挫折したのか、
アート、アート、言わなくなったようですが、相変わらずバズワード多めです。
最近は「セカイカメラ」なる本業のほうでの企画モノで
新しい世界観(セカイ観)を提案しようとしているようです。