Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

京都精華大学:公開講座・イベント:特別公開講座:京都精華大学 岡本清一記念講座

[連続シンポジウム]戦後思想を問い直す視座 〜柴谷篤弘中原佑介の仕事〜
日程 2011年12月23日(金)
2012年01月21日(土)

■われわれにとって柴谷篤弘とは「何」か――現代科学と社会の批判と実践

柴谷篤弘の業績をたどる
柴谷篤弘は、生化学・分子生物学での研究からその学的探究を開始し、反科学論・科学批判、構造主義進化論、反差別論と、科学の問題、科学と社会の問題、社会それ自体の問題へと探究領域を広げながら、様々に発言・発信して来た。残念ながら、東日本大震災とそれに伴う原発事故から約2週間後(3月25日)、この世を去った。彼は、1989年から、1995年まで、京都精華大学の教員をつとめ、92年からは学長の職にあった。京都精華大学で教育研究して来た柴谷の思想とは、われわれにとって「何」なのか。戦後とフクシマ後という2つの時代の中で、それを問い直す試みとして、本シンポジウムを開催したい。


日時:2011年12月23日(金)15:00〜18:00
   報告 15:00〜16:30
    <20分間休憩>
   全体討議 16:50 〜18:00
会場:対峰館1F T-109教室
出演:林真理 / 横山輝雄 / 中島勝住
司会・コーディネイト:斎藤光

■批評の技法(アート)――現代美術の実践とことば

中原佑介の業績をたどる
人の死が何らかの時代の終わりを人びとに感じさせることはよくある。美術評家、中原佑介の訃報も、それに先立つ東野芳明針生一郎の訃報とあいまって、 多くの人にある時代の終焉を感じさせた筈である。しかし実際のところ、それは何の終わりだったのだろう。戦後美術?  モダニズム美術? あるいは日本語で言う「現代美術」?
本シンポジウムでは、研究と批評の境目を乗り越えて活躍する方々を迎えて、戦後日本美術における批評と実践の複雑な相互作用を問い直したい。これはただ歴史を回顧するだけにとどまらず、現在の「アート」と批評の関係をも再考することになるに違いない。


日時:2012年1月21日(土)13:30〜17:30
   報告 13:30〜15:30
    <20分間休憩>
   全体討議 15:50 〜17:30
会場:黎明館2F L-201教室
出演:加治屋健司 / 林道郎 / 吉岡洋
司会・コーディネイト:佐藤守

http://info.kyoto-seika.ac.jp/event/lecture/2011/post-315.php