「現代日本において、アートマネージャー・学芸員が果たさなくてはならない役割・仕事とは」
■ 日時:2006年11月4日(土)14:00〜16:30(17:00)
■ 場所:東京大学山上会館・大会議室
■ 参加無料・参加申込不要・定員100名(当日先着順)
「アートマネジメント」という言葉が日本で使われ始めたのは、90年代初頭。そして10年以上経た今、その言葉は定着し、頻繁に使われています。しかし一方でその内容に関しては、かなり幅広い意味が含まれていて、曖昧さも否定できません。
アートマネジメントの内容は、時代や場所により大きく異なってきます。多種多様な考え方があり、定義づけを試みることは意味をなさないかもしれません。しかし、現在の日本での最良のアートマネジメントの内容について議論することには、大きな意義を感じます。アートマネージャーの役割についても同様です。個々の役割は異なりますが、社会にとって最善と思われる役割を考えることは必要です。なぜなら、個々のアートマネージャーが考えるアートマネジメントの内容と役割が、都市の芸術文化をつくるからです。それらが連なり、現代日本におけるアートのヴィジョンになるのです。
各分野で、一定のヴィジョンを持ってアートマネージャーを務める3人に、社会における役割について話してもらい、都市と芸術文化について考えてみたいと思います。
日本の芸術文化政策や都市と芸術文化の関わりに関心のある方のほか、アートマネージャー・学芸員に興味のある学生の参加も歓迎します。
14:00〜14:05 開会挨拶・本研究会の意義について 小林真理(東京大学)
14:05〜15:35 報告(各30分)
大久保広晴(武蔵野文化事業団)
土屋周三(小樽市博物館)
松井憲太郎(世田谷パブリックシアター)
15:35〜15:50 休憩
15:50〜16:50 ディスカッション 司会・宮崎刀史紀(早稲田大学)
主催:日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト領域V「日本の文化政策とミュージアムの未来」 「都市政策の課題と芸術文化の役割に関する研究」グループ 早稲田大学演劇博物館21世紀COEプログラム「演劇の総合的研究と演劇学の確立」
お問い合わせ:「都市政策の課題と芸術文化の役割に関する研究」グループ事務局
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究室内
TEL&FAX 03-5841-1251
Homepage --- http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CulturalPolicy/index.html