Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

飯沢耕太郎さんと安楽寺えみさん

◇ 露口啓二写真作品「ミズノチズ」の札幌の映像+新宿エプサイトでの安楽寺えみ写真展 - 林浩平の《饒舌三昧》/ウェブリブログ

 安楽寺さん、本格的に写真作品に取り組むようになるまでは長い期間、神経系?の病気でベッドの生活を余儀なくされていたとか。そして「長い眠りから醒めた白雪姫」(飯沢耕太郎氏)のごとくに写真の世界に登場したのです。

http://mignonbis.at.webry.info/200712/article_5.html


◇ 写真センター/現代写真論/特別ゲスト #005 - 東京藝術大学

平成18年度【現代写真論12】 飯沢耕太郎(6)
「 書を持ちて床に潜り込め。」


*2007年1月16日 東京藝術大学音楽学部内赤レンガ1号棟

 
*担当教員:飯沢耕太郎(写真評論家)

*特別ゲスト:安楽寺えみ(写真家)

http://www.geidai.ac.jp/pc/lecture/gendai/005.htm


◇ 第22回東川賞受賞者が発表されました。 - 「PHaT PHOTO」編集部日記

そういえば、ファットフォト連載でおなじみの飯沢耕太郎さんも、安楽寺さんの写真集に登場し、ストッキングをかぶらされていたような・・・、これ必見です。

http://www.kyururu.com/phatphoto/20060530


◇ 423492.jpg (JPEG 画像, 324x480 px)
http://landcruiser.blog.so-net.ne.jp/blog/_images/blog/LANDCRUISER/423492.jpg


安楽寺えみ写真展・・・・その2:こけもも山荘日記:So-net blog

場所は「千駄木」。駅で言うと「西日暮里」なのですね。
歩くこと5分少々
交差点を左に曲がると、『Gallery IMAGO』はあります。
1Fは喫茶店なのですが、地下にギャラリーがあります。

今回は、横浜の写真展とは異なり、点数も少なかったのですが、『TOAD STOOL』(毒キノコ=男性のナニ)の題はそのままに、前回の作品よりもっと現実的に『男性のシンボル』を写している写真が多かったですね。
まあ、まんま『屹立する男根』って感じです。
僕なんかそれを見るとガックリ・・・・です(笑)何で?って聞かないで?

相変わらず『安楽寺不思議モード』全開の写真展です。

何でも、企画・構成は飯沢耕太郎先生とのこと。
飯沢先生とは、6月下旬から横浜BankART1929のワークショップ『ポートフォリオを作る』でご一緒させていただく予定なのですね。
ちなみに、この下の写真でストッキングを被っている怪しい男性は、「飯沢耕太郎先生」です。

http://landcruiser.blog.so-net.ne.jp/2005-06-04-1
飯沢耕太郎さんの局部を撮った写真も展示されていたという話ですが。。。


◇ こけもも山荘日記:So-net blog

彼女の写真のテーマは「労働と快楽」だそうで、自身の名前の「安楽寺」もアンラッキーをもじって付けたとのこと。本当は「安楽死」でもよかったけれど・・・ともお話しされていました(^_^!

写真のモチーフも今回のテーマ「TOADSTOOL(毒キノコ)」(毒キノコはあちらの国では男性器の隠喩)ということで、男性器を主に撮って展示されていましたが、説明されなければ、そうとは分からない写真になっていました。
まるで、万華鏡の写真が曼陀羅のよう・・・
これが、彼女の言う「快楽」なのでしょうか?

http://landcruiser.blog.so-net.ne.jp/archive/20050507


安楽寺えみ Snail Diay - pop nomad

被写体は写真家自身なのでしょう。エロス&タナトスで押しまくる安楽寺飯沢耕太郎先生は虜になったようで、確かに彼女の作品に惹かれる男性の気持は分からないでもないですが、同性からすると、この分かりやすさが哀しみを誘います。1963年生まれの彼女をこうさせる約10年間の闘病生活とはなんだったのか、作品よりもそちらの方が気になりました。安楽寺という名前も自ら名付けたそうで、安楽死でも良かったと口にしてしまうキャラ設定の先に何を目指しているのか、切なくなります。今さらの不思議キャラで先生方にかわいがっていただくなくても・・・などと余計なことを思ってしまいます。女性として40代をどう生きるか、これは忌々しき問題です。

ギャラリーに置いてあった作品集『HMMT?』に強く引かれました。印象的な作品集でした。それに比べると今展は退屈です。表参道向きに分かりやすくしたのでしょうか。これこそファッションなのでしょうか。それとも、安楽寺えみの前でドギマギする先生方をからかってみせたのでしょうか。あるいは、作品以外の情報のために目を塞がれてしまったわたしの偏見でしょうか。嫉妬でしょうか。

http://pop-nomad.jugem.jp/?eid=312