いくつか気になった箇所を。
P26
× コミカルでグロテスクなパフォーマンスに痛底するものがある。
○ コミカルでグロテスクなパフォーマンスに通底するものがある。
P35
△ その意味は曖昧で謎ありげなままだ。
○ その意味は曖昧で意味ありげなままだ。
○ その意味は曖昧でいわくありげなままだ。
P141
× 荒木は1960年代、日本の街の風景を撮影した、粗い画像のダイナミックな写真で頭角を現すと、同人誌『プロヴォーク』に参加し、
P149
△ ピアソンがたるんだスタイルで、インスタレーションとともに
P181−182
△ アメリカの貧困と人種差別に対する政治的、社会的な無知を暗示している。
P221
× エドワード・ワトソン(1886-1958)、
○ エドワード・ウェストン(1886-1958)、
P221
× ウォーカー・エヴァンスが1936年、大恐慌のさなかに撮影した、悲惨な貧困を伝える印象的な私写真がある。
P227
× ドイツのイザ・ケンツケン(1948-)である。
○ ドイツのイザ・ゲンツケン(1948-)である。
P229
△ 無数ある郊外の家庭でよく見かけるものだ。
*1
P234
△ ダイトランスファー法は、おもにウィリアム・エグルストン(序章を参照のこと)が、因襲的な写真を作るためにその豊かな色彩を使ったことで、写真の歴史上、伝説的な手法となっている。
P238
△ 作品の究極の意味を届けるということでいえば、編集や写真の並び順の技巧の妙は、予算のかからない極めて簡素なセットで撮られた(デジタルの)スナップ的な写真で特に際立つ。川内倫子(1972-)の本(「うたたね」(2001)、「花火」(2001)、「アイラ」(2004))は、翻訳文のいらない、写真による繊細な哀愁に満ちた物語である。
P239
△ 2005年、写真家であり出版者であり、学芸員でもある、ティム・バーバー(1979-)は、
○ 2005年、写真家であり出版者であり、キュレーターでもある、ティム・バーバー(1979-)は、
帯文
△ 今日、写真はここまで多様化しているんだ。なるほど! ホンマタカシ(写真家)
*1:「8章 フィジカル、マテリアル」は全般的に訳が硬いように思います。