Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

再録5題(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090720#p15)

■見えるもの/と/見えないもの◇ 見えるもの/見えないものの対立軸では、もはや世界は見えなくなっている(東浩紀) - hirokiazuma.com
http://www.hirokiazuma.com/texts/dan.html
http://www.hirokiazuma.com/index2.html
http://www.hirokiazuma.com/


◇ M. メルロ・ポンティ『見えるものと見えないもの』(みすず書房
http://www.msz.co.jp/book/detail/03181.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4622031817


◇ 《写真》見えるもの/見えないもの - The Photograph : What You See & What You Don't
http://www.syasinten.com/


>>>《写真》見えるもの/見えないもの@東京藝術大学大学美術館陳列館
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070319#p4
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070529#p9


>>>見るものが見られる場

■見るものが作られる場(荒川修作+マドリン・ギンズ)

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070529#p1


■Terrain Vague: Photography, Architecture and the Post-Industrial Landscape

Terrain Vague: Photography, Architecture and the Post-Industrial Landscape • Atlanta Contemporary Art Center • Nov. 15, 2003 - Jan. 3, 2004

http://thecontemporary.org/pics/TerrainVague/FrameSet.htm

Intended to challenge widespread perceptions of the post-industrial city, Terrain Vague includes the work of such prominent urban contemporary landscape photographers as Andy Anderson, Lewis Baltz, Edward Burtynsky, David Deutsch, Philip-Lorca di Corcia, Todd Hido, Doug Muir, Catherine Opie, Bill Owens, and Martha Rosler. “Terrain Vague” was the title of a talk by Ignasi de Sola-Morales Rubio, architect, critic and professor at the Escola Technica Superior d’Architectura in Barcelona. Rubio was curious about how photographers and architects have such divergent approaches to marginalized or “unresolved” urban spaces.

http://www.nexuspress.org/gallery_2003.asp


◇ シンポジウム「写真のシアトリカリティ」の感想ノート(住友文彦) - AIT news & blog

そこで思うのは、この時代に起きたイメージのスペクタル化とは、すでに写真をひとつの固有の芸術批評のジャンルとして語ることを困難にしていたではないかということだ。たとえば、「テラン・ヴァーグ」なる凡庸さを前面に出した写真を考えるときに作者性や作品性の消去を語ってしまうと、作者ありきの写真史を前提とした議論にしかなりえない。そこに不在の何かを感じ取る演劇性をもとにした感性が、どのようにして生じるのか。それは、シンポジウムでも語られた、写真が「遅い」メディアである、という指摘と大きく関係があるはずだ。つまり、写真をほかのメディアから切り離さずに、メディア論として社会との関わりあいのなかでもっと語っていくことが不可欠になるのではないだろうか。もちろん、話題としては、監視化されていく社会やインターネット上のイメージなどにも及んだが、ジェフ・ウォールやJ=M・ビュスタモントなどを参照するなかで写真史への自己言及的な視点がやや濃厚だった気がする。私たちは監視されている、のではなく、私たち自身が多くのメディアを所有することで監視しているのだ、と考えると、イメージをめぐって考えるべきなのは、こうした文化=メディア論ではないか。時代の変化によって写真が変わっていくのではない、写真こそがこうした変化をもたらしているのだから。

http://ait.typepad.jp/ait/2005/06/post_ea4d.html


>>>テラン・ヴァーグと写真
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060827#p9


MoMA | Photography
http://www.moma.org/explore/collection/photography


YouTube - Peter Galassi on Amateurs and Pictorialists
http://www.youtube.com/watch?v=dXva96sg6dc


◇ Peter Galassi: Before Photography; Painting and the Invention of Photography (The Museum of Modern Art, New York) (Paperback)
http://www.amazon.com/Before-Photography-Painting-Invention-Museum/dp/0870702548
http://www.amazon.co.jp/Before-Photography-Painting-Invention/dp/087070253X
http://www.amazon.co.jp/Before-Photography-Painting-Invention/dp/0870702548


◇ Before Photography: Information from Answers.com
http://www.answers.com/topic/before-photography


MoMA | Exhibition History List

1308. Before Photography: Painting and the Invention of Photography [MoMA Exh. #1308, May 6-July 5, 1981]

1348. Big Pictures by Contemporary Photographers [MoMA Exh. #1348, April 13-June 28, 1983]

http://www.moma.org/learn/resources/archives/archives_exhibition_history_list#1980


◇ こころのまなざし-その4 - ATLAS
http://atlas.breathnoir.velvet.jp/?eid=776367


■ART; Why Photography Has Supersized Itself - The New York Timeshttp://www.nytimes.com/2004/04/18/arts/art-why-photography-has-supersized-itself.html


◇ Big Pictures Worth 10k Wo alias
http://www.vsw.org/faculty-students/cbtest2/archives/nyt_texts/BigPictur.htm


◇ 1980年以降の変動する社会と美術館に関する年表 - 研究紀要・年表 - 金沢21世紀美術館:21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

1983 レーガン大統領が戦略防衛構想(通称スター・ウォーズ計画)演説
アキノ元大統領上院議員暗殺事件 [フィリピン]
大韓航空機撃墜事件
アメリカがグレナダに侵攻 (us)サンフランシスコ近代美術館


(us)テンポラリー・コンテンポラリー開館 
(us)「ミニマリズムから新表現主義へ」展
(us)「現代写真家によるビッグ・ピクチャーズ」展
(fr)「エレクトラ:20世紀美術の中の電気と電子工学」展
(de)「日本のダダ/日本の前衛1920−1970」展 (jp)佐賀町エキジビット・スペースがオープン


 F.リオタール『文の抗争』 
 P.リクール『時間と物語 I - III』(〜'85)
 N.ブライソン『視覚と絵画』
 H.フォスター『反美学』 マイロン・クルーガー『Artificial Reality』出版
 「人工現実」という概念が示される


任天堂の「ファミリーコンピュータ」発売
ヤマハからデジタル・シンセサイザーDX7」発売

http://www.kanazawa21.jp/act/r/02/chronology_main.html
http://www.kanazawa21.jp/


◇ 20世紀美術館史年表 20c Museum Chronology(鷲田めるろ+中野勉) - 10+1 web site|テンプラスワン・ウェブサイト

《現代写真家によるビッグ・ピクチャーズ》展[ニューヨーク近代美術館
企画=ジョン・シャーカフスキー、ジョン・ポルツ

http://tenplusone.inax.co.jp/chronos/20cmc81-00.html
http://tenplusone.inax.co.jp/


◇ Bernd & Hilla Becher - Gruppenausstellungen - Die Photographische Sammlung

1983 Big pictures by Contemporary Photographers, Museum of Modern Art, New York
Photography in Contemporary Art, National Museum of Modern Art, Tokyo

http://www.blossfeldt.info/wDeutsch/BH_Becher/gruppen_BH.php?navanchor=1410002


■「構成と装置 新しい写真表現の特性」(伊藤俊治 1985年)より

 この転換は「鏡と窓」展を企画したMOMAの写真部長ジョン・シャーコフスキーとジョン・ポルツとの共同ディレクションによるもので、ポルツが書いた企画意図には、“ビッグ・ピクチュア”は近代の写真美学へのひとつの挑戦であり、写真界のポストモダンの流れはここから生まれてゆくことになるだろうと予測されている。
 「ビッグ・ピクチュア」展と題されてはいるが、中身は構成という身ぶりを基本としたいわばコンストラクテッド・フォトグラフィーと展示をその中心概念にはめこんだインスタレーション・フォトグラフィーの饗宴というべきものである。

 '78年の「鏡と窓」展で、シャーコフスキーは、60年代以降のアメリカ写真を鏡派と窓派に分け、複雑なその状況に巧みな二分法の論理を展開しひとつ斬新な地平を引いてみせたが、わずか数年のあいだに、この明快な展望はすっかり役に立たなくなったかのように見える。(シャーコフスキーが若いポルツを共同ディレクターとした理由もわかろうというものだ。)
 80年代に入ってヴィジュアル・アートは大きな変動期を迎えている。60年代末から70年代にかけて、ミニマリズム、アースワーク、コンセプチュアル・アートボディ・アート、スーパー・リアリズム……といった現代美術の動向と交差しながら写真は独自の構造の深みを身につけ、80年頃を境にして一挙に現代美術の表面に踊り出してきたのもその一例だろう。

 彼らは時代を構成する様々な空間の特質を選択して肉体化し、あるいは意識よりも深いところでそれらと交わっていて、その身振りを写真行為のなかで浮上させ、“芸術の言葉”に変えようとしているのだ。それが今までの写真の制度ではとらえきれないものであるために、「写真」という固有の表現形式そのものの問い直しと重なっていったのである。その写真による世界認識と写真による私性の再統合に、80年代の写真表現のきわめて象徴的な軌跡を見ることができるような気がする。

『パリ・ニューヨーク・東京 つくば写真美術館'85』所収。
“若いアシスタントキュレーターのポルツはまず
この“ビッグ・ピクチュア”を3つのタイプに
分類することから始めている。”から始まる箇所で言及されている作家は、
第1のタイプ、レイ・メチカー、エスター・パラダ、ロバート・ハイネッケン、ジャン・グルーヴァー、ソル・レウイット、
第2のタイプ、シンディ・シャーマン、ジェームズ・ケースビア、
第3のタイプ、キャサリン・アグソリー、グレゴリー・ルカビナ、ジェッド・デェヴァイン、
その他のタイプ、バーバラ・カステン、ウイリアム・ウエッグマン
以上、作家名等は原文ママ


◇ パリ・ニューヨーク・東京写真展図録 クライン フランク他 - Yahoo!オークション
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r56569884


◇ 『パリ・ニューヨーク・東京 つくば写真美術館'85』
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J6PB5Y
アマゾンではありえない価格になっています。


◇ ETV8 写された20世紀 パリ ニューヨーク 東京 - NHKアーカイブス 保存番組検索

つくば写真美術館 85でパリ ニューヨーク 東京をテーマにした展覧
会が開かれた。170人の作品450点で構成されたなかから、パリの
アジェ、ニューヨークのスティーグリッツなど20世紀初頭の作家から
最近の新しい技法の作品までを紹介する。

http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200998506240130108/