Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

[資料 2018-01-09]アンリ・サラ(Anri Sala)の恵比寿映像祭2014でのスクリーニングにみる日本的ガラパゴス性と外タレ礼賛カルチャー

◇ 福居伸宏 Nobuhiro Fukui(@n291)/2014年02月14日 - Twilog

2011年のAnri Sala@ Serpentine Galleryを見逃したのは今更ながら残念。Làk-kat以外は既見だったものの恵比寿で見直し(空間で経験したことのあるのは2/5)。日本での人気もあるようですしいずれは現美で? http://twilog.org/n291/search?word=anri%20sala&ao=a

アンリ・サラ(Anri Sala)は、「片言」(Làk-kat) も素晴らしかったです。冒頭のLとRの発音の繰り返しで鑑賞者から笑いも出ていたのが、やがて水を打ったような状態になってしまうというのも含め。※公式サイトの情報にはミスあり。http://j.mp/Mgbj4L

アンリ・サラ(Anri Sala)本人の作品セレクトと上映順もクリティカルでした。そして、元アーティスト(画家)のエディ・ラマ(Edi Rama)が現在、アルバニアの首相になっていたり、この会期中にスチュアート・ホールが死去したり、、、http://twilog.org/n291/search?word=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%A9&ao=a

アンリ・サラ(Anri Sala)の昨日の上映会の件、それでもどれだけあの重層的につくられている作品群を読めているかというと、まったく心許ない状態で「日本=芸術の田舎」という観念がずっと頭の中をぐるぐると。昨晩のトビアス・マディソン(Tobias Madison)とのトークを含め

アンリ・サラ(Anri Sala)が日本でも人気があるのは、彼が語っていたlow frequenciesの問題でしょうか、別に頭で一から十まで理解せずとも伝わるものがあるという。2014年にもなって、単なる外タレ礼賛ではないことを祈りたいと思います。

http://j.mp/1eZfkoF http://j.mp/1eZfpZs http://youtu.be/fXIjgaryzVA http://j.mp/15Qxh0g http://j.mp/1eZgL6x http://j.mp/1eZgAZ1

Anri Sala: Dammi I Colori (2003) が高画質で見られるとっておきのサイトだったのですが、全編視聴はできなくなっていました。【The Israeli Center For Digital Art】http://j.mp/1eZhLrg

telling the story ではなく reliving an experience だと語るアンリ・サラ。トヨダヒトシさんの作品で僕が考えていたこととも重なる部分が。【Anri Sala | Louisiana Channel】http://j.mp/1eZiOYd

初見のAnri Sala「Làk-kat」は、doublingやbubblingという言葉が頭に浮かんだり(筒井康隆も)、翻訳や字幕の問題を考えたり(日本語字幕があるとさらにややこしい)。スタッフロールを注意深く見ていなかったのでStuart Hallがあったのかどうかですが、

Whitey(差別用語ですが白んぼ)とあったのは印象に残っているので、British English版ですね。配布された紙にはその記載はなし。ちなみに、US版はbig white hopeとのこと。ART iTのインタビューでの発言はアンリ・サラのなかでの記憶違い?

もちろんアンリ・サラの「Làk-kat」は「Intervista」のくちびるよみ(読唇術)と関連づけられているのでしょう。あと、本来Gray Screenに投影され、マルチチャンネルだったりする「Làk-kat」を上映という形式で見る事とか、映像と鑑賞者のシンクロナイズとか色々…

アンリ・サラは、読み込んでいくとキリがないので最後に。メルキッシェス・フィアテル(Märkische Viertel)はライニッケンドルフ(Reinickendorf)でテーゲルより北。http://j.mp/1eZrHRz  http://j.mp/1eZrJZS

@digippox 今回の上映作品に限ったとしても、たぶん僕はアンリ・サラのやっていることの6、7割しか理解できていないと思います。今回は上映プログラムが2日間のみだったので、それなりに詳しい人が鑑賞したでしょうし、現美のデマンド展みたいな哀しい事態にはならないかもしれませんね。

http://twilog.org/n291/date-140214/allasc